2008年5月31日土曜日

ボーロ

ボーロって単に赤ちゃん用のお菓子と思ってたのですが、ポルトガルから伝わった南蛮菓子で歴史があるんですってね。


ボーロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


たまごボーロボーロ(ポルトガル語:bolo)とは、焼菓子の一つであり、南蛮菓子の一つ。

ボーロとはポルトガル語で「ケーキ」を意味し、小麦粉(そば粉や片栗粉も使ったものもある)に卵、砂糖などを加えてこね、成型してから焼き上げたもの。一般的にはカリッとした軽い歯ざわりと口中でさらりと溶ける食感が特徴であるが、中にはカステラのようにしっとり焼き上げたものもある。日本には16世紀にポルトガルから伝えられた。

形としては丸めてから平たくしたものや、小粒のものなど様々であり、販売される商品名も「乳ボーロ」「丸ボーロ」「たまごボーロ」「ミルクボーロ」「ベビーボーロ」「そばぼうろ」など様々な名称で広く市販されている。「丸ボーロ」(丸芳露)は佐賀市をはじめとする九州の土産菓子として有名である。

なお小粒のボーロは離乳食として用いられることもあり、「衛生ボーロ」という商品名もつけられているが、この名称はボーロを販売したある店が、当時の流行り言葉であった「衛生」を用いたとされている。

沖縄県には「花ボウル」と呼ばれる焼き菓子がある。本土のボーロと異なり木型を用いた複雑な形をしており、食感もクッキーに近い。この焼菓子は江戸時代に薩摩藩経由で沖縄に伝えられたと考えられており、複雑な形状も江戸時代に日本で作られていたボーロの名残と見られる。

中国では、1995年頃から発売された台湾旺旺会社製の“小馒头”と呼ばれるボーロが流通していて、子供や老人の間で人気が高く、同社の真似をして類似品を作る業者も多い。







ま、大人になるとあまり食べたいとは思いませんが、子供の頃ってこれを食べたくてしかたがなかった時期があります。

この間アップした肝油ドロップと並んで懐かしい味ということで。


次は都こんぶでも。

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