2008年7月15日火曜日

Change 最終回

2008年5月放送。全10話。

内閣支持率はここ10年で最低の数字をたたき出していた。その頃、福岡選出の与党議員、朝倉誠と後継者である長男、昌也が事故で死亡、補欠選挙が行われることになった。与党にとっては、総選挙に影響するため負けられない選挙。候補者がなかなか決められない中、与党幹部・神林正一と秘書の美山理香は、父、誠に勘当されたという次男に目を向ける。

まだ雪を残した八ヶ岳、長野の小学校。そこに5年生の担任、朝倉啓太がいた。子供たちにからかわれるとぼけたキャラクターながらも子どもたちに慕われ、大好きな天体観測も思う存分堪能でき、充実した日々を送っていた。

啓太を訪ねて長野まで理香がやってくる。選挙に出るよう説得するためだが啓太はまったく政治には興味がない、父親のような生き方は嫌いだ、と聞く耳を持たない。啓太は高校卒業後、星の美しい場所で暮らしたいという理由で福岡を離れ信州の大学に進み、教師となったのだった。しかし理香もあきらめない。選挙に勝つためには身内を出して弔い合戦を演出するのが一番なのだ。まず理香は朝倉の妻、貴江に立候補を迫っていた。心労で倒れながらも立候補しようとする母、貴江を前にしてはもはや断れない。啓太は渋々立候補を決意する。

福岡に帰ってきた啓太を大歓迎する後援会の人々。選対本部に、一人の男、韮沢勝利が到着した。この男こそ、「選挙こそは唯一法律で許された、戦争なんだ」と言い切る、選挙に勝つためだけに送り込まれた選挙プランナーだ。韮沢は登場するなり、理香をはじめ皆を圧倒、次々と短期決戦の選挙に勝つための方策を打ち出していく。ついに啓太の選挙戦がスタートする…。

主演:木村拓哉、深津絵里、寺尾聰、加藤ローサ、阿部寛





大いにこけてしまったこのドラマも最終回です。

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