USA
米成人のボランティア率、最低はマイアミと
フロリダ州マイアミ(AP) 全米の大都市50の中で、2007年の成人ボランティア率が最も低いのは、フロリダ州マイアミの14.5%だということが、全米コミュニティサービス公社(CNCS)が27日に発表した調査結果で判明した。
マイアミは前年比で6万人以上、年間を通じて62万人がボランティア活動に従事し、関係者によればその数は今までにないほど多かったが、割合は前年の最下位であるネバダ州ラスベガスを下回り、全米で最も低い率だった。
全米の平均は26.2%で、2年連続で低下した。最も高かったのはミネアポリス─セントポール地区の39.9%。
地域別に見ると、中西部が最も高く、31.3%。西部は26.1%で、南部は24.7%。北東部は23.4%だった。
州別では、ユタ州の43.9%が最も高く、ネブラスカ、ミネソタ、アラスカ、モンタナが続いた。逆にネバダ州が最も低く、17.7%で、フロリダとニューヨークが続いた。
マイアミのボランティア率が低い理由について、調査を実施したCNCSのロバート・グリム氏は、貧困率と通勤時間の長さを指摘。いずれもマイアミでは全米の平均を上回っているという。
0 件のコメント:
コメントを投稿