2008年6月21日土曜日

酔った乗客が機内で放火未遂 米デルタ航空

USA
酔った乗客が機内で放火未遂 米デルタ航空
ワシントン(CNN) 米運輸安全局(TSA)は19日、米デルタ航空の旅客機内で、酒に酔ってカーテンに火をつけようとしたスロバキア人の男(25)が、その場で航空保安官に拘束されたと発表した。テロとの関連はないとみられる。

TSA報道官によると、旅客機はボーイング767型。18日夜、米ジョージア州アトランタからウィーンへ向かって飛行中だった。

男は客室乗務員らに酒を頼んで断られたことに腹を立て、乗務員の手をたたくなどした後、乗務員控え室のカーテンにライターで火をつけようとしたという。

搭乗していた航空保安官が取り押さえ、手錠をかけた。男はウィーン到着後、当局へ引き渡された。

米国の旅客機には、テロなどを防止するため、複数の航空保安官が身分を隠して搭乗することになっている。同報道官によれば、問題の便には別の保安官も乗っていて、乗っ取り犯などが男をおとりとして使っていた場合に備え、待機していた。「だがこの人物は、酔っぱらった乗客にすぎなかったようだ」と、報道官は話している。

0 件のコメント: