NY原油、初の140ドル突破=リビア減産検討の報で供給懸念
6月27日6時0分配信 時事通信
【ニューヨーク26日時事】26日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、リビアの減産検討報道を受けて供給懸念が再燃し、米国産標準油種WTIの中心限月8月物が史上初めて1バレル=140ドルを突破した。電子取引では一時140.39ドルまで急伸し、今月16日につけた取引途中の最高値(139.89ドル)を10日ぶりに塗り替えた。
同限月は前日終値比5.09ドル高の139.64ドルと急反発して取引を終え、終値ベースの最高値も20日ぶりに塗り替えた。
原油先物は根強い需給逼迫(ひっぱく)感や投機的資金の流入、ドル安の進行を背景に上昇を続けており、今年1月2日に初めて100ドル台を記録して以来、半年足らずの間に40ドルも値を上げた。
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