2008年6月9日月曜日

弁護士 高見沢響子9


市原悦子の唯一残されたシリーズです。 (悲しいですね、おばさん刑事も終了したし家政婦は見た!も7月の2時間で終わっちゃいます!)

これ、市原悦子節(おばさんの天然がでる部分)があまりないのですがね。

市原悦子が弁護士を演じる人気シリーズ第9弾。弁護を担当する容疑者の悲しみや悩みに歩み寄って、それを解きほぐしながら事件を解決する高見沢響子。市原悦子ならではの静かな余韻が残る作品に仕上がった。

夫殺しの容疑者を弁護することになった響子(市原)。夫婦仲が悪く、夫には多額の保険金が掛けられていたという。容疑者である妻のふて腐れた態度に驚きながらも、この家庭では家族の絆が失われていたことに響子は気付く。さらに夫婦の一人娘の部屋には血痕が残り、娘は行方不明になっていた…。

娘が中年男性と親しくしていたという情報を得て、娘の行方を追い、男性を必死で探す響子と助手の久松啓子(あめくみちこ)。親殺し、子殺しが毎日のように報道される今日。家族の絆は一体どうなってしまったのだろうか。絆を失った母と娘、中年男性の家庭も家族の心が離れてしまった。弁護のために奔走しながら、親子、家族について思いを巡らす響子だったが、自らの家族の絆もほころんでいることに気付くのだった…。

響子が弁護する容疑者役で洞口依子、中年男性役で梅沢富美男がゲスト出演する。


このドラマで推理の鍵にでてくるのが方言。 青あざのことを和歌山ではあおにえって言うということからカラオケ店店主が犯人だとわかるんです。あと、どうしようもないということをどもならん!って言うんですって。

これ、ちょっと前の渡辺えり(子がないのは美輪先生に改名を薦められたから)の100の資格を持つ女で、宮城県の方言でうにをかぜというってのと似ていますが。




市原悦子作品、もっとやって欲しいです。 今やって欲しいのは、おちよさんシリーズ。 給食のおばさん役で、調味料が事件の鍵になる2時間ドラマ。 これもう終了しちゃったのでしょうか?

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