2008年7月12日土曜日

JFK空港で旅客機同士の異常接近相次ぐ

USA
JFK空港で旅客機同士の異常接近相次ぐ NY






JFK空港上空で異常接近を起こしたのと同型のデルタ航空機ワシントン(AP) ニューヨークのJFK空港上空で11日、旅客機同士の異常接近が起きた。米連邦航空局(FAA)が明らかにした。同空港では5日にも異常接近が起きたばかりだった。


FAAによると、JFK空港に向かっていたデルタ航空123便(ボーイング757型機)が着陸を中止して周回し、別の滑走路から飛び立ったコムエアー航空1520便(ボンバルディアCRJ9)の進路に侵入した。高度差約183メートル、水平距離約800メートルまで接近したとの情報もある。


JFK空港では5日にも、着陸しようとしたケイマン航空便が周回し、離陸してきたランチリ航空便の進路に侵入する異常接近が起きた。高度差約60メートル、水平距離約800メートルまで接近したとの情報もあり、現在、米国家運輸安全委員会(NTSB)が詳しい状況を調べている。


FAAは異常接近が相次いだことを受けて11日午後、JFK空港滑走路からの発着手順変更を命じた。ただし今回のケースはいずれもFAAが定める「ニアミス」の基準を超えた異常接近ではなかったとしている。

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