2008年4月28日月曜日

米コンチネンタル航空、ユナイテッドとの合併協議打ち切り=関係筋




米コンチネンタル航空、ユナイテッドとの合併協議打ち切り=関係筋
4月28日7時59分配信 ロイター




 4月27日、関係筋によると、米コンチネンタル航空は、UAL傘下ユナイテッド航空との合併協議を打ち切った。写真は2006年2月、テキサス州ヒューストンの空港に駐機するコンチネンタル航空機(2008年 ロイター/John Gress)

 [ニューヨーク 27日 ロイター] 米コンチネンタル航空はUAL傘下ユナイテッド航空との合併協議を打ち切った。関係筋が27日明らかにした。
 自社の財務状態が競合他社に比べ強いほか、原油高の状況で航空会社の合併にはリスクがあることなどが合併撤回の理由という。
 関係筋によると、コンチネンタル航空はまた、英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とアメリカン航空との提携交渉を進めており、独占禁止法上の障害をクリアする計画という。
 これとは別にコンチネンタル航空は従業員らに宛てた書簡の中で、現時点では他の航空会社との合併は選択しないが、他社との提携の検討は続けるとした。
 ケルナー最高経営責任者(CEO)らはこの書簡で「わが社の企業文化、営業力、財務基盤などは競合他社に比べ強い。これらの強みを守り、拡大させたい。今日の環境ではこれらの強みは他社との合併でリスクにさらされると思う」と述べた。

0 件のコメント: