先週、こんな事件が飛行機マニア達をにぎわせました。
豪航空安全当局、カンタスの整備状況を調査 3度の緊急着陸で
【シドニー=高佐知宏】オーストラリアの航空安全当局(CASA)は4日、豪航空最大手カンタス航空の整備状況の緊急調査に着手した。カンタス機が7月25日から8月2日の間に3度の緊急着陸を招いた事態を重視したもので、同社の整備体制を「全般的に二重、三重に見直す」(広報担当官)としている。
CASAはカンタスの整備体制が安全基準に合致しているか否かに加え、3度の緊急着陸への対応も調査する。調査には2週間程度かかる見込み。4日付の豪オーストラリアン紙は「現時点で、同社の整備体制に問題が見つかったわけではない」とするCASA担当官の見解を伝えた。
カンタスは1920年の創業以来、墜落事故を起こしていないことで知られる。ただ、原油高に伴う燃料価格の上昇に対応するため年内に運航に直接関係のない人員を1500人削減。11月には格安子会社ジェットスターのジョイス最高経営責任者(CEO)が次期CEOに就任し一層のコスト削減に取り組むと見られており、安全軽視を危ぶむ声も聞かれる。(12:01)
豪カンタス、機体に穴で緊急着陸 けが人なし
【シドニー=高佐知宏】25日午前11時15分(日本時間午後零時15分)ごろ、ロンドン発香港経由メルボルン行きの豪カンタス航空30便ボーイング747―400(乗員乗客計365人)が、マニラ空港に緊急着陸した。乗員乗客にけがはなかった。着陸後、機体を点検したところ右側主翼付近の胴体に大きな穴が見つかった。豪航空当局によると、南シナ海の上空高度約8800メートルを航行中に機内の気圧が急減。フィリピンの航空・警察当局が穴が開いた原因を調査中だが、テロを示す兆候はないという。 (25日 21:56)
で、こんなになったんだそうです。
【シンガポール=杉井昭仁】香港からオーストラリア・メルボルンに向かっていた豪カンタス航空機(ボーイング747―400)に爆発で穴が開き、マニラ国際空港に緊急着陸した事故で、豪航空当局は30日、緊急時に乗客に酸素を供給するシリンダーの爆発が原因とみられるとの見解を明らかにした。客室内からシリンダーのバルブなどが発見されたという。航空当局は同航空が所有するすべての同型機の酸素シリンダーを点検するよう命じた。
怖いですよね。 酸素シリンダーの爆発。 B747-400ってもう古い飛行機に入るんですね。 まあ10年以上経ってますから。 でも、人数分の酸素マスクがなかったって。
カンタスのみならず、日本航空も全日空も飛行機の整備を中国やシンガポールの会社に任せてますからね。 どの航空会社が安全って言ってられない時代です。
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